結論から言うと、
TASCAMのMiNiSTUDIO ( http://bit.ly/2Ou0r3h )
を使います。
これまで同じような製品で別のメーカーのものをつかったことはあったんですが、このMiNiSTUDIOが一番おすすめです。
これはマイクとiPadのをつなぐ部分のデバイス(オーディオインターフェイス)なのですが、なんとこのデバイス
- XLR端子でマイクがさせる
- ファンダム電源を必要とするマイクにも対応
- 音質が比較的良い
- リバーブ / 声の変更 がリアルタイムで行える
- モニタリング(リアルタイムに収録している音を聞くこと)が可能
- Mac/Windowsでも使え、Mac/Windowsではポン出しが可能
という基本機能が全て揃っています。
もちろん、そんなにいろいろ使わないよ...と思う方が多いと思います。
しかし、このデバイスの一番の強みは
- Explain Everythingを使うときに生じる音のいろんな問題が全て起きない
ということなんです。
この問題を無視できるのであれば、
IK Multimedia iRig PRO I/O ハイエンド・オーディオ/MIDIインターフェイス ( http://bit.ly/2McHaH4 )
の方が小さく持ち運びしやすいのでベターです。
ではなぜMiNiSTUDIOの方がいいのでしょうか?
Explain Everythingを使ったことのある方はご存知だと思うのですが、手書きしながら動画を撮影していると、説明内容を書いている間は録画を止めて一旦書いてしまってから録画を再開したいというシチュエーションによく出会います。
そうすると、1回の収録のなかで何回か録画を止めたり再開したりといことを繰り返すことになるんですね。
しかし、ここで問題が生じます。
なんとこの切替のタイミングで普通のマイクだとプチプチとぶつ切りの音が入ってしまうんです。
しかもマイクによっては、録画した瞬間には音を拾ってくれずしゃべっている内容が切れてしまうということもよく起こります。
さらにマイクによっては、途中からいきなりノイズが入ってそもそも動画が使い物にならなくなってしまう(しかも気づくのは撮り終わってから)ということが起こるマイクまであるという。。
なかなか問題が多いんです。
まぁそんなにオンオフを繰り返すことをiPad自体も想定していないということなんでしょうが、それにしても不便です。
この流れからお気づきだと思いますが、それらの問題が起こらないのがMiNiSTUDIOというわけなんです。
MiNiSTUDIOを使えば、遅延やノイズなどを気にせずExplain Everythingでばんばん動画がつくれるというわけです。
そんなわけで、超おすすめのMiNiSTUDIOなのですが、、、マイクが別売りだったり、iPadにつなげるのにアダプタが必要だったりとちょっと値が張る点だけがデメリットです。。
とは言え、撮り直し等の手間を考えればこれ1択なのではないかと思います。
最後にいま使っているセットを紹介します!
- MiNiSTUDIO US-42 http://bit.ly/2Ou0r3h
- Lightning - USB 3カメラアダプタ https://apple.co/2Mp9p4k
- AT898+AT8537(AT8537は付属) http://bit.ly/2KOqQXg
最後のマイクはもう売られていなさそうなので、別のものにする必要がありますが、あまりマイクでしゃべるのになれていない方はXLR端子対応のピンマイクがおすすめです。
マイクで音を収録するとき、マイクとの距離を一定に保つのは以外に難しいのですが、ピンマイクだと口との距離がそれほど変わらず便利です。
使ったことがないのでちゃんと使えるかわかりませんが、次は
COUNTRYMAN ( カントリーマン ) / ISOMAX2C http://bit.ly/2B4wgxV
を使ってみたいなと思っています。
ちなみにピンマイクをおすすめしましたが、もっと質のいい音を...
と思われる方は、コンデンサーマイクなどの組み合わせもいいですね。
といいつつ結局iPadで授業動画をつくるとなると書くという動作にともなってどうしても動く必要があるのでピンマイクが無難だと思います。
XLR端子でいろんなマイクをさせるので、音声コンテンツはコンデンサーマイク、動画コンテンツはピンマイクと切り替えるのがクオリティ的にはベストですかね。
個人的には両方をガンマイクでいけないかというのも考えています。
と、そんなところまで考えると果てがないですが、とりあえず今使っているセットで十分なので、参考になるのではないかと思います。
最後に、MiNiSTUDIO US-42には、マイクを2本させるタイプ(CREATORと書いてある方)と1本しかさせないタイプ(PERSONALと書いてある方)があります。
僕は2人同時に収録するケース(インタビューなど)を想定して、2本タイプにしましたが、1人でしか使わないという人は1本タイプのPERSONALの方だけでいいと思います。
なんと、PERSONALの方には内蔵マイクまでついています!
逆にCREATORの方のメリットは楽器の入力とライン出力ができるという点なので、そういう使い方をする方や、インタビューで2人同時に使うことが想定される場合にはCREATORがいいですね。
マイクはややマニアックな領域ですが、マニアックな割にはコンテンツクオリティにかなり大きな影響を与える重要な要素なので、ぜひ検討してみてください!
まぁExplain Everythingを使うなら今回の選択肢しかないんですけどね!!