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jQueryからTypescriptへ 5

1.3 TypeScriptの基本的な文法

前回はTypeScriptのインストール方法について学びました。今回は、TypeScriptの基本的な文法について学んでいきましょう。

1.3.1 変数の宣言と代入

TypeScriptでは、変数を宣言するためにletconstを使用します。letは再代入可能な変数を宣言するために使用し、constは再代入不可能な変数、つまり定数を宣言するために使用します。

let name = "John";
const age = 25;
1.3.2 関数の宣言

TypeScriptでは、関数を宣言するためにfunctionキーワードを使用します。また、アロー関数も利用可能です。

function greet(name: string): void {
    console.log(`Hello, ${name}!`);
}

const greet = (name: string): void => {
    console.log(`Hello, ${name}!`);
}
1.3.3 クラスの宣言

TypeScriptでは、クラスを宣言するためにclassキーワードを使用します。クラス内部には、プロパティとメソッドを定義できます。

class Person {
    name: string;
    age: number;

    constructor(name: string, age: number) {
        this.name = name;
        this.age = age;
    }

    greet(): void {
        console.log(`Hello, my name is ${this.name} and I am ${this.age} years old.`);
    }
}

以上がTypeScriptの基本的な文法です。次回は、TypeScriptの型システムについて学んでいきましょう。

最終更新: 2023/07/16 02:10