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jQueryからTypescriptへ 8

今回の内容

1.6 TypeScriptの高度な型について

前回、TypeScriptの基本的な型について学びました。今回は、TypeScriptの高度な型について詳しく見ていきましょう。

1.6.1 Union型

Union型は、2つ以上の型を組み合わせた型を作成することができます。これにより、変数が取りうる値の範囲をより詳細に制御することができます。

let id: number | string;

上記のコードでは、id変数はnumber型またはstring型の値を取ることができます。

1.6.2 Literal型

Literal型は、変数が取りうる値を具体的な値に制限することができます。これにより、特定の値のみを許可する変数を作成することができます。

let dayOfWeek: 'Sunday' | 'Monday' | 'Tuesday' | 'Wednesday' | 'Thursday' | 'Friday' | 'Saturday';

上記のコードでは、dayOfWeek変数は曜日の名前の文字列のみを取ることができます。

1.6.3 型エイリアス

型エイリアスは、新しい名前を既存の型につけることができます。これにより、複雑な型を簡単に扱うことができます。

type Person = {
    name: string;
    age: number;
};

let john: Person = {
    name: 'John Doe',
    age: 25
};

上記のコードでは、Personという名前の型エイリアスを作成し、それを使用してjohn変数を宣言しています。

以上が、TypeScriptの高度な型についての基本的な説明です。次回は、TypeScriptのジェネリクスについて学んでいきましょう。

最終更新: 2023/07/16 03:52