「文字サイズを32px」ということなんですが、この「32px」の後ろについている px は大きさの単位です。
ざっくり説明すると、ディスプレイ（画面）にある光を出す粒1つ分です。
大きい数値にすればするほど大きくなっていきます。
（詳しくはもう少し先でやります）

文字サイズは font-size によって指定します。
h1タグに対してなのでcssファイル内に、

h1 {
  font-size: 80px;
}

と追加すると、h1タグ内の文字サイズが変わります。
余力のある人はいろんな文字サイズを試してみて、自分の好きな文字サイズに変更してみてください。

文字の色の指定の仕方はいくつかありますが、今回は一番簡単な英語で指定します。
例えば赤にしたい場合は red、青にしたい場合は blue のようにしていすることができます。
青にしたい場合は、CSSファイルにこのように書いてください。
（既に書いたh1のCSSの下に追加する形で書いてください）

h2 {
  color: blue;
}

これで完成です。色が変わったことを確認してください。

色の指定がblueとかyellowとかでしか出来ないとすると、「ちょっと明るめの赤」や「暗めの茶色」など自由に色が選べないですよね。
そのため、実際にはカラーコードというのを使って表します。
例えば、blue は #0000ff または rgb(0, 0, 255) です。

試しに、blueのところを#0000ffに置き換えてみてください。
（ rgb(0, 0, 255) にしても同じです）

h2 {
  color: #0000ff;
}

色が変わらないことが確認できるはずです。

えー、こんなの覚えられない！と思うかもしれませんが、もちろん覚える必要はありません。
「カラーピッカー」と検索すると、簡単に調べることができるんです。
（決まりを覚えていけばある程度推測できるようにもなります）

「カラーピッカー」を使って、好きな色に変えてみてください。

h2 {
  color: #009186;
}

ちなみに、

• #0000ff
• rgb(0, 0, 255)

のどちらを選ぶかは好みによるもので、プロジェクトによります。
多少の使いどころみたいなものもありますが、それはもうちょと先でやる予定です。

文字を太くするには font-weight を使います。
今回はaタグ内の文字を太くするので、

a {
  font-weight: bold;
}

とすると、文字が太くなったことが確認できるはずです。

幅を設定するときには、widthを使います。
画像の幅を500pxにする場合は、

img {
  width: 500px;
}

と書きます。
高さも勝手に変わっていますが、高さも指定したい場合は、heightを使って

img {
  width: 500px;
  height: 500px;
}

と書きます。
ただ、これだと引き延ばされた形になってしまいました。
もとの比率に戻すために width を消しても良いんですが、ちゃんと横幅に合わせて調整して欲しいことをきちんと書いた方がいいので、その場合は、

img {
  width: 500px;
  height: auto;
}

と書きます。autoは「自動」の意味です。

h1タグやh2タグを使うと改行タグを入れていないのに改行されていますよね。
これがどうなってるか分かりやすくするために、各タグごとの背景に色をつけてみます。

h1 {
  background: blue;
}
h2 {
  background: red;
}
p {
  background: yellow;
}
ul {
  background: pink;
}
li {
  background: green;
}
a {
  background: skyblue;
}
image {
  background: brown;
}

すると、h1, h2タグなどは横一杯に色がついていることが分かります。
その一方で、aタグはその文字の部分だけ色がついています。
（色が画像の下にあるので見えてないですが、imgタグもaタグと同じです）

確かに、h1は見出しで使うのでこのように横一杯に場所を確保してくれると便利そうですし、aタグではただのリンクなので改行などはない方が便利そうです。

でも実はこれは変えることが出来ます。

h1とh2を同じ行に続けて表示させたいときには、h1とh2の両方に対して、

h1 {
  display: inline;
}
h2 {
  display: inline;
}

のように書きます。

h1を1行にまとめたのとは逆に、aタグをh1のように独立させる場合には、

a {
  display: block;
}

と書きます。
displayに指定するinlineとblockの違いは最初はややこしく感じるかもしれませんが、よく使うので使ってるうちにすぐに覚えます。
（他にも inline-blockなどいろいろありますが、それはちょっと先でやります）

文字をどちらに寄せるかは、text-alignを使います。（alignは並べるとかそろえるという意味です）
今回はaタグを中央（center）に寄せるので、

a {
  text-align: center;
}

と書きます。
左寄せなら centerのところを leftに、右寄せなら right にします。

ちなみに、いまaタグはdisplay: block;となっていますよね。
これを display: inline にしてみましょう。

すると、中央揃えにしたままなのに、中央にいなくなりました。
そうです、このtext-align: center;というのは、'display: block;`に対して使えるのです。

display: block;にすると横幅が画面一杯になるので、その中央におけるけど、
display: inline;だと同じ行の中に収まってるので、中央という概念がないわけです。

最初はややこしいですが、たくさん使うので結構すぐに慣れるので安心してください:)