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最高の作品でありクソみたいな作品

「つくる」という行為と向き合っていると、自分の感想と日々向き合うことになる。
この感想は良いか悪いかの2択ではなく、グラデーションになっている。

そんな中でも調子がいいときには、これは最高!と思うことがよくある。
でも実はこういうのは後から見直すと単におとなしい仕上がりなだけの場合が多い。
嫌味な意味での「優等生」的なコンテンツというやつ。

じゃあ、本当にいい作品とは何か。
それは、最高の作品でありクソみたいな作品であるという2面性を兼ね備えている作品なんじゃないか。

そしてこの狂気のような凶器を作品に含ませるためには、しかもコンスタントに含ませるためには、ナラティブが必要なのではないか。ガムシャラではない。

最終更新: 2020/05/28 11:07